カメムシ捕虫器 カメムシキャッチャー

カメムシキャッチャー

ムシの飛行行動と走光性

ムシは、目に入る光と自分との角度を測り、飛行をコントロールをしています。
遺伝子に組み込まれた習性で、正の走光性と言います。
詳細は、引用文献を参照ください。

カメムシキャッチャーの補虫の仕組み

カメムシは光に向かって飛行するため、強い光に引き寄せられます。(正の走光性)モスバリアはLED照明で、照度が高く、照射形状は360°放射線状に出ています。カメムシが防蛾灯に接近すると放射線状の光をラセン状に飛行するようになり、最後には防蛾灯に衝突落下、補虫されます。
なかには、上から光を受ける姿勢を保とうとし、防蛾灯直近で自ら急降下、カメムシキャッチャーに落ちて行くカメムシがいます。

カメムシキャッチャーの補虫の仕組み

カメムシキャッチャーに昼行性の虫が入っていることがあります。
たまたま風等で飛び立ったムシが、防蛾灯の光に引き寄せられたと考えられます。夜行性のムシの習性は同じためカメムシ以外の虫も入ってきます。
カメムシキャッチャーを設置すれば、防蛾灯直下のカメムシの集合散乱を防ぎます。

長年防蛾灯を使用している果樹農家の知恵

梨栽培で防蛾灯を使用している農家様から聞いた声です。
防蛾灯に引き寄せられるカメムシの対策を教えてもらいました。

防蛾灯を点けると、カメムシが直下の木に集まってくる。集まったカメムシは匂いで仲間を呼び寄せるため、直ちに農薬散布、防止している。防蛾灯の直下を重点的に観察し適切に農薬散布することで、防蛾灯にカメムシが引き寄せられる問題に対処している。

2017年カメムシの大発生での事例

場所: 岡山県備前市 山本農園
設置機種: モスバリア 10灯
スーパーモスバリア 1灯
果樹園の環境: 瀬戸内海の自然豊かな島
周囲は雑木林

2017年は全国的にカメムシが大発生した年です。
9月、すべての防蛾灯の下に、カメムシが多数散乱していた。
特にスーパーモスバリアの下には驚くほど多数のカメムシが落ちていた。
防蛾灯がカメムシを呼び寄せたと思い、すべての防蛾灯を消灯した。
ところが、消灯してから園地内のみかんにカメムシがまんべんなく増えみかんの木にさわるとパラパラと落ちるようになった。
防蛾灯を点灯前と後でカメムシの数を比較してみると、感覚的には園地にいるカメムシの数に変化がないように思える。

引用文献

引用文献